ハイブリッド式の短所 [ロケット・燃料・化学]

ハイブリッドロケットの燃料と酸化剤の混合比の制御は固体燃料ロケットや液体燃料ロケットよりも正確性において劣る場合がある。

というのは、燃焼が進行し、燃焼室内のポートの幅が広くなるにつれて、完全に反応することなくここを通り過ぎてしまう酸化剤の量が多くなってしまうためである。

したがって多くのハイブリッドロケットでは燃焼の進行につれて酸化剤リッチになり、平均比推力を押し下げる要因となっている。

また固体ロケットの燃焼後退速度と比較すると約1/3と遅い。

1998年にSpaceDevは、200基以上のハイブリッドロケットの試射データを含むアメリカンロケット社の資産を取得した。

SpaceDevは4、5kNから1、1MNまでに渡る各種の推力のハイブリッドロケットエンジンを試験した。

SpaceDevが、最初の民間宇宙船であるスペースシップワン向けに製造したモデルは、それまでに作られた中で最も大きなハイブリッドロケットであり、末端水酸基ポリブタジエンと液体亜酸化窒素を使用した。
update:2010年03月05日